研修・情報交換会

分野別情報交換会を開催

大分県の地域おこし協力隊推進事業の一環として分野別情報交換を開催致しました。地域おこし協力隊向けの研修として初任者研修やステップアップ研修といった任期ごとに参加者を区切った研修が一般的ですが、ミッションや興味のある分野が同じという共通項を持った人と情報交換できないとの要望を叶えるために実施致しました。

8自治体から総勢23名の協力隊に参加して頂きました!!

①地域振興・地域支援 ②農業振興・農業関連 ③道の駅・直売所・特産品開発・販路開拓 ④観光・インバウンド ⑤移住・定住・空き家バンク ⑥起業志向という6つの分野で募集をかけ、③の道の駅・直売所・特産品開発・販路開拓以外の5つの分野での開催となりました。

各分野に専属のスタッフを設定し、さらに三人の回遊スタッフを付けて、現役の隊員の皆さんを徹底サポート出来るよう盤石の布陣・・!どのグループも最初こそ硬さもあったものの、時間が進む中で積極的に意見交換が行われていおりました。

またスタッフをすべて地域おこし協力隊OBOGで担ったことで、それぞれの分野以外である地域おこし協力隊としてという部分の話も多く出ていたように感じます。(やっぱりイロイロ聞きたいよね・・!)

縦のつながりでも横のつながりでもない、それぞれのミッションや興味のある分野という中身でのつながりを生むきっかけを作ることができたのではないでしょうか。地域外との関りが希薄になりやすい農業分野の人たちも盛んに意見交換をしていた様子から考えると、こうした分野というくくりでの情報交換会は、同じ方向を向いている人とつながることが出来きる有意義な時間となったようです。

このつながりは、すぐに何らかの団体やグループを生むものではありませんが、①孤立感の解消 ②今後の相談相手、連携相手の創出、という二つの効果を生んでいると考えています。特に②については、事業という意味での連携も見据えて、県の支援という立場からも動きがあった際には対応できるように進めていく予定です。

なお、交換会後のアンケートの結果からも今回の内容の満足度は高く皆さんに喜んで頂けたようで何よりです!(^^)

加えて、次回の開催への希望も多く、こうしたつながりを深めたいとのことで、そのつながりをどのように活かすのかを検討したうえで、改めて機会を設けることができれば、より意味のある交流がなされるのではないでしょうか。